7歳児のならいごと
娘は今小学一年生でフラダンスを習っている
習い始めてもうすぐ2年になるが
ついこの間までは ただ習っているっていうだけで
踊っているっていうよりも 動いているかんじ
小さいから 衣装を着て動いているだけでも ただただかわいい
かわいい衣装が着れて お化粧もしてもらえて
おまけにかわいいかわいい言ってもらえて
そんなことがうれしくて続けているかんじだった
楽しいのなら何よりなのだが
振りを覚えて家で練習しないと上達しないのだ 当たり前だけど
何かに出演する責任として せめて振りを覚える
ということをするのに
泣いたりわめいたり怒ったり不貞腐れたり 大変な日々だった
練習したくないならやめてよ とうんざりする日々だった
絶対やめたくはないらしくて
でも練習するのは嫌らしい
嫌になる
今年の夏休みにカウアイ島に行った
ハワイでうまれたダンスを 本場で見せたいなという気持ちもあった
滞在中何度か見る機会があった
同じくらいの小さな女の子たちのフラダンス
とてもお年をめしたおばあ様の優雅なフラダンス
初めて見る男の人が踊るフラダンス
伝統的なスタイルの踊り
たんたんと踊る遊覧船で見たフラダンス
踊ることが楽しくてエナジーがあふれ出てるライブ感たっぷりのステージ
娘は身動きもせず じっと見ていた
その後日本に帰ってからも 大きなフラのイベントを見る機会も重なって
フラをならって2年目の7歳の女の子にも
思うところや考えること、発見などなど
あったようだ
フラに対する姿勢が変わった
あいかわらず練習は好きではないようだが
とても丁寧に気持ちを込めて踊るようになった
私もようやく 好きなことをみつけられてよかったね
という気持ちで 娘の習い事に向き合えるようになった
苦しいときや悲しいときに それを乗り越える糧となりますように